ヘルシーコメント 調理における塩分量について

塩は味の基本となる調味料で、だしの旨味を引き出し、味を左右します。
  調理の際の味の加減は、その人の育った環境によって多少の違いがあり、一概には決められません。
  しかし人間の体液の塩分量は約0.9%で、調理でもこの塩辛さと同じ塩加減が快い塩加減とされております。 
  そのためスープやすまし汁の味加減も0.9%がおいしく感じられ、世界各国の料理に共通するところです。
  小匙1杯の塩は6gで、お椀1杯のだしの量を150mlとした場合、塩分はそ0.9%、即ち小匙1/4(1.5g)が適当とされます。
  但し懐石料理では鰹の香りを活かすために0.6%が適当とされす。